基本 MS-DOS 領域を作成

1999/02/21
 基本領域の作成メニューを選ぶとまず、利用可能な最大領域を計算するため、ハードディスクドライブのチェックが行われる。

[1. ドライブのチェック]
ドライブのチェック

 ドライブチェックが終わると、基本領域を利用可能な最大領域に割り当てるか尋ねてくる。

[2. 割り当ての問い合わせ]
割り当ての問い合わせ

 利用可能な最大領域とは、大容量サポートを選んだ場合は、2TB(テラバイト)まで許容されるので、現状では事実上ハードディスク全域ということになる。大容量をサポートしない場合は、2GBまでとなる。

 基本領域を最大領域に割り当てたい場合は、ここで[Y]を選択して「Enter」を押下する。すると上記に従って基本領域が割り当てられる。

 また表示にもある通り、1番目のハードディスクドライブで最初に作る基本領域の場合、作成と同時にこの領域をアクティブにしてくれる。2番目以降のハードディスクドライブの場合は、基本領域をアクティブにできないので、このような動作、表示は行われない。2番目以降のハードディスクドライブの例

[3. 基本領域の最大領域割り当て完了]
基本領域の最大領域割り当て完了

 これで基本領域の作成は完了になり、作業を続行するため「Esc」を押下する。

 しかし基本領域に最大領域を割り当てず、特定の領域に限定したい場合は、[2. 割り当ての問い合わせ]で、[N]を選択しよう。

[4. 基本領域の部分割り当て]
基本領域の割り当て

 ここでは、Mバイト単位と、全体の割合(%)のいずれかで割り当て範囲を指定することができる。例ではMバイト単位で「2047」を指定している。割合で指定する場合のみ「%」を付ける。

[5. 基本領域の部分割り当て完了]
基本領域の部分割り当て完了

 この場合は、最大領域を割り当てた場合と違い、割り当て状態が表示されます。種類「PRI DOS」となっており、基本領域が割り当てられているのが分かるだろう。またサイズが「2047」MBになっているのも確認できる。この時点では「システム」「UNKNOWN」になっている。フォーマットするとここにファイルシステム名が入ることになる。

 またこの場合は、最大領域を割り当てた場合と違い、この領域を作成と同時にアクティブにはしてくれないので、後で手動でアクティブにする必要がある。ただ作成後以下のような警告がでるので忘れることは少ないだろう。

[6. アクティブ領域がないことの警告]
アクティブ領域がないことの警告

 これで基本領域の割り当ては完了だが、作業を続行するため、「Esc」を押下する。

 因みにWindowsのFDISKでは基本領域を一つのハードディスクドライブに一つしか作れないという制限がある(PC/AT互換機一般ではそのような制限はなく、4つまで可能)ので、既に基本領域が存在しているときに、更に基本領域を作成しようとすると、次のようなエラーになる。

[7. 基本領域作成不可]
基本領域作成不可


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